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【ぎっくり腰】

 西洋では、「魔女の一撃」とも呼ばれるぎっくり腰!経験された方も多いと思います。初めての方は、あまりの痛みにびっくりして、なにか重病を患ったのではないかと不安になられることもあるのではないでしょうか?

  ぎっくり腰のほとんどは、腰のやや下の部分(お尻の上部)の骨盤の関節(仙腸関節)をとりまく、じん帯などの軟部組織が伸びたり傷ついてしまった、いわゆる『捻挫』の状態です。

 「物を持とうとしたとき急にぎっくり腰になってしまった」、「顔を洗おうと少し前かがみになったらそのまま動けなくなった」、「朝起きようとしたら痛くて動けなかった」などちょっとしたことで急になってしまったと言う方が多いのですが、必ずしもそうではないように思われます。 

   ぎっくり腰の状態になる前に、「腰が重い」「腰が張る」「体がだるい」など腰に違和感がありませんでしたか?

 ほとんどの場合、このような肉体・精神疲労や骨盤のゆがみで、腰はすでに悲鳴をあげていたはずです。そこにとどめの一撃として、前かがみになるなど最後のきっかけを与えてしまうことによってぎっくり腰になってしまうと考えられます。それに加えこの部分は、体幹と下肢の運動に関わる重要なところのため、ほとんど身動きが取れなくなるようなつらい状態になるのです。

 ぎっくり腰になってしまったら、2~3日は患部を氷のうや湿布等で冷やし、側臥位(横向きに寝る)などの楽な姿勢で安静にしましょう。その後、ある程度動けるようになったら、固定や物理療法・手技療法をする必要があるので専門家に診てもらうようにしてください。だいたい1週間~10日程度で良くなると思います。 このようなぎっくり腰の状態になる前に、腰に負担がかからないように腰痛ベルトで予防をしたり、違和感を感じたらすぐに専門家に診てもらうなど、早めの対応を心がけるようにしましょう。 

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